お知らせ

R4年度地域間連携促進ツール デジタルブックWEB掲載のお知らせ

R4年度 地域間連携促進ツール 

デジタルブックのWEB掲載を致しました。

非住宅・中大規模木造建築を、より合理的・効果的に建設するために、本書をご活用ください。

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 地域間連携促進ツールの概要について                               

 1)中大規模木造建築の促進に関するインターネット調査

中大規模木造建築物に関する地域間連携の状況と課題を把握するために、以下の2点について47都道府県のインターネット調査を行った。

① 森林資源、木材供給、流通等に係わる基礎データの収集と整理

② 中大規模建築の木造化関する取組の情報収集と整理

調査結果は「47都道府県別の中大規模木造建築関連データ(県データ)」としてまとめた。

 

2)中大規模木造建築促進に関する現地調査

前項インターネット調査の結果から詳細調査を行う都道府県を選定し、行政・木材・建築・その他の関係者に対して対面ヒアリング、並びに中大規模木造建築の現地視察を行った。

① 森林資源、木材供給、流通等の現状と課題

② 中大規模木造建築物の推進に向けた協議会等の取組と概要

③ 現地の中大規模木造建築物における使用木材と材料調達方法等

本年度は昨年度の5物件の調査に引き続き、4物件の調査を行って、合計9物件の調査結果を「中大規模木造建築事例の地域間連携データ(事例データ)としてまとめた。

 

3)報告書の作成

各県の川上・川中・川下で情報をまとめることで特色を把握するとともに、各県で集中的に取り組んでいる部分を評価し、他県でも活用できるツールとした。中大規模木造建築を実現するための連携として次の3分類を行った。

① 「育てる」企画連携:木造技術者の育成と体制づくり

② 「活かす」調達連携:木材の概算量の把握と調達方法の検討

③ 「つなぐ」県外連携:調達できない木材を入手するための連携

 

 

 地域間連携促進ツールの活用について                               

 地域間連携促進ツールを活用することで、地域及び地域外の情報共有連携が高まることが期待され、特に以下のような使い方が想定される。 

○地域の協議会立ち上げや運営を考える際の参考となる。

○公共だけでなく民間の発注者が木造建築を検討する際にも参考となる。

○木材調達のための取り組み方が参考となる。

○木造化の際の県外連携要因を9事例から読み取ることができる。

○47都道府県ごとの建築設計・施工、製造・加工等、森林資源・供給等、中大規模木造建築推進のための取り組み、関連URL、団体リスト等を確認することができる。