タイトル:中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版

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概要

中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版の電子ブックです。

Ⅲ.地域間連携促進データ1.中大規模木造建築事例の地域間連携データ1.1事例調査について(1)木造建築選定条件本調査では、以下の要件に複数該当する木造建築を選定し調査を行った。1優良施設賞受賞施設や各都道府県の近年事例で約1,000m2以上の物件。2主要構造部に製材(丸太は除く)・集成材が利用されている。3平成27年度以前は、関係者が不明な場合も想定されるので選定しない。4都道府県や協議会からの推薦物件。5原則として、木材調達、乾燥製材、加工に県内事業者が優先的に関係している事例。6工期や工事費、社会情勢等で、県内材や県内事業者だけでは対応できず、県外材や県外事業者と連携のある事例。(2)木造物件の取組調査概要調査を行った物件の概要は以下である。No県物件名用途物件概要写真1秋田道の駅ふたつい道の駅県産材と国産材利用。流通材規格設計で地元施工。接合部大工加工。木質耐火柱。県外は構造設計連携。2岩手道の駅たのはた道の駅県産材利用。製材トラスによる架構。県産材アカマツを分離発注し調達した。県外材、県外プレカット加工連携。3埼玉すぎと幼稚園・すぎと保育園幼稚園保育園県産材利用。非林産地での取り組み。行政職員木材調整。県外は設計、プレカット加工、一部製材連携。4富山星の杜小学校小学校市産材利用と国産材利用。被覆と燃えしろのハイブリッド設計木造3階建。県外は設計、木材調整、プレカット加工連携。60