タイトル:中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版

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概要

中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版の電子ブックです。

Ⅰ.「地域間連携促進ツール」とはだけでなく直接施工者と打ち合わせる場合もある。そのため木材調達は、取引等のある民間事業者と直接行う場合が多い。2 6m超のスパンの対応●地域材を利用する場合は、規格材寸法をベースとしトラス架構で対応する場合が多く県内連携率が高まる。●耐火条件や民間の場合、製材木造設計に不慣れな設計者の場合は、大断面集成材で対応する場合が多く、県外連携率が高まる。6EWEW(3)木材量の予測(延べ床面積当たりの木材量からの検討)木造建築物は、架構の設計方法や内外装の木質化の程度により建物あたりの木材量が異なる。また、木の使い方は意匠、構造、防耐火要件等様々な条件も影響する。これから木造建築を企画する際に参考となるのは、延べ床面積当たりの木材量から、必要木材量の概算を想定できることである。企画建物でどのくらい内外装に木を利用したいかという点を踏まえながら検討することが望ましい。物件によっては、内装制限のため内装木質化率が低い場合があることも考慮する。以下に、各物件情報をまとめる。No 1 2 3 4 5県秋田岩手埼玉富山静岡物件名道の駅ふたつい道の駅たのはたすぎと幼稚園・すぎと保育園星の杜小学校富士楽寿園写真用途道の駅道の駅幼稚園・保育園小学校福祉施設階数2地下1・地上2131延べ床面積合計2,874.70m21,143.59m22,249.86m24,884.16m22,532.75m2木材量合計726.6m3171m3343m31,846m3451.34m3延べ床面積当たりの木材量0.25m3 /m2 0.14m3 /m2 0.15m3 /m2 0.37m3 /m2 0.17m3 /m2県外連携・製材・集成材・構造設計・製材・集成材・木材加工・設計・製材・設計・製材・集成材・木材加工・木材乾燥・設計・製材・集成材・木材加工16