タイトル:中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版

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概要

中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版の電子ブックです。

Ⅰ.「地域間連携促進ツール」とは2.……地域間連携促進データについて2.1地域間連携促進データの概要地域間連携促進データは、県内や県外との連携を進めるために参考となる、より具体的な情報をまとめたものである。中大規模木造建築計画や木材調達を行うために必要な視点でデータをまとめている。地域間連携促進ツールを利用して木造建築を計画する際には、県内外の中大規模木造建築関連情報や先進木造建築事例情報があると便利である。そのため、47都道府県の中大規模木造建築関連情報(県データ)と木造建築事例(事例データ)の情報を、「地域間連携促進データ」としてまとめた。データの使い方は以下に説明している。県データと事例データは、3章と別冊にまとめている。2.2 47都道府県別の中大規模木造建築関連データ(県データ)の使い方県データは、建設地の県内の情報を確認しやすく、また、隣接県の情報を把握しやすくできるようにまとめている。該当する県の情報を主とし隣接県も含め、計画物件に関連する情報を調べるために利用する。県ごとのページの構成は以下のようになっている。ページ概要ページデータベースページ内容建築設計・施工、製造・加工等、森林資源・供給等、中大規模木造建築の推進のための取り組み、関連URL、団体リストを記載。「建築設計・施工」に関する組織のデータ「製造・加工・流通」に関する組織のデータ「原木調達」に関する組織のデータ2.3中大規模木造建築事例の地域間連携データ(事例データ)の使い方2.3.1事例データの使い方事例データは、これから建物の木造化を計画している発注者や設計者ヘ向けて、どのように木材を利用し、設計、調達を進めるか参考になるようにまとめている。効率的な木材調達へつながるよう、建築特性等に応じて県内連携と県外連携が分かるように情報を整理している。木造建築を企画する際に必要となる、プロセスや発注者特性、木材利用率、木材調達等の項目から考え方やデータの使い方について説明する。(1)木造化プロセス検討木造化計画を進める上で、以下の木造化連携プロセス図と事例データを照らしあわせながら木造化検討を進めるとより効率的な計画、設計、木材調達、連携へつながる。木造化プロセスの各段階で確認する項目と調査事例での概要を以下に示す。14