タイトル:中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版

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中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版 の122ページ目の概要です。

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概要

中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版の電子ブックです。

Ⅳ.資料編【支援ツール8】ない場合は、監督員と協議のうえ決定すること。(1)目視●木材調書に「特1等」と指定されているものは、旧JAS1等材の目視基準に準ずるものとし、4材面に丸味の無いものとする。●生き節は使用可とするが、腐れ、死に節、抜け節などは原則として使用不可とする。ただし、死に節や抜け節などがある場合は、監督職員と協議の上、埋め木などの処置、交換を行うこと。●設計図書もしくは木材調書に記載されている見え掛り部分の横架材及び、スパンが広い横架材に対しては、横架材の材成1/2より下の部分には死に節が無い材を原則として選定する。もし、死に節や抜け節などがある場合は、監督職員と協議の上、埋め木などの処置、交換を行うこと。●カビ等の発生のおそれのある材や、虫食い跡には十分注意を行い確認し、カビや虫食い跡のある材は納品場所へ持ち込まないこと。(2)ヤング係数●柱材及び横架材において、木材調書に強度指定がある材については、全てヤング係数を測定し、計測結果は木材に印字することと検査調書にまとめ監理者へ提出する。●ヤング率を計測器で計測することを原則とするが、打撃試験により計測する方法も可能とする。●打撃法によるヤング係数の測定方法については以下とする。1重量計により重さを測定。2 FTTアナライザー又はWaveSpectraを用いてハンマーで叩いたときに発生する固定周波音を解析する。3材の長さと両端の周長又は辺長を測定する。41?3の工程で算出した数値を、打撃試験の計算式にあてはめてヤング係数を算出する。5測定されたヤング係数の確認として、事前に試験材を試験センター等で機械曲げによるヤング係数を計測することが望まれる。試験材の計測値と比較し低減率が必要であれば、低減を行う。(3)含水率●含水率の計測は原則全数検査とする。●ヤング計測器で自動計測できる場合は、含水率としてその数値を使用することができるものとする。●含水率計については、(財)日本住宅・木材技術センターによる認定を受けた高周波式水分計を用いて測定すること。ただし、木材の密度や樹種により補正が必要である。●含水率計を用いた測定は、材の異なる2面についての両木口から300mm以上離れた箇所及び中央部分の計6か所とする。計測した6か所の平均を材の含水率とする。6.木材の納入場所●◯◯◯工事現場7.納付期限●平成◯◯年◯◯月◯◯日●「◯◯◯工事」工程にあわせ、工事請負業者と協議の上、平成◯◯年◯◯月◯◯日以降から納入するものとする。122