タイトル:中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版

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概要

中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版の電子ブックです。

【支援ツール8】木材購入仕様書雛形(以下は平成25年度報告書からの抜粋である。)<参考記入書式3>1.木材適用範囲木材購入仕様書雛型◯◯◯◯工事木材購入仕様書(案)●本仕様書は、「◯◯◯工事」において使用する木材納品の業務委託に適用する。2.木材の定義●受託者は、別紙「木材調書」に記載された規格・数量の木材を「◯◯産材」とすること。●「◯◯◯産材」を証明するために、産地証明書等を提示すること。●「◯◯◯産材」以外の木材を調達しなければならない場合は、監督員と協議の上決定すること。3.木材の数量と変更●受託者は、別紙「木材調書」に記載された規格・数量の木材を調達すること。●設計図書の変更または積算上の不備により増減した木材数量については、当初契約単価に基づき変更契約を行う。●施工上の都合により積算基準を超えて不足した木材については同工事請負業者の負担で調達すること。4.木材の製材・乾燥●納入木材品質については、公共建築木造工事標準仕様書を参照し、特記事項は、本仕様書もしくは発注者、監理者と協議を行うこと。●木材品質を確保するために組まれる生産体制、担当事業者一覧及び製材・乾燥・検査業務等要領書を作成し発注者に確認を行うこと。●原木の製材にあたっては、乾燥による痩せや曲りを考慮し適切な歩増し(約15%程度)を行い、修正挽きの後の仕上げ時に設計寸法を確保できるようにする。●原木の芯が偏っていたり著しく変形し芯を通して製材することが不可能なものは使用してはならない。●鋸屑は、製材後できるだけ速やかに取り、必ず桟積(桟は乾燥材)とすること。●すべての木材は、人工乾燥もしくは天然乾燥を行い、その後必ず修正挽きを行うこと(大引きは例外とする)。●含水率は◯◯%を原則とする。●製材後、乾燥開始までに材表面に干割れを起こさないように適切な処置をすること。●高機能木材乾燥装置(以下、乾燥機)を利用する場合は、材種に応じた適正温度及び適正時間にて指定された含水率を確保できるように乾燥させること。その際に、内部割れ等が起こらない方法とすること。●天然乾燥を行う場合は、自然の力を利用して材種に応じた適正期間、適期材の管理を行い、指定された含水率を確保できるように乾燥させること。●求められる木材品質を確保するためにも、上記の内容を行い、適期自主検査を行うこと。5.木材の品質Ⅳ資料編◯◯に示す納入規格の製材品質については、以下の項目を配慮して品質の確保を行うこと。また、品質が確保でき121