タイトル:中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版

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概要

中大規模木造建築のための地域間連携促進ツール(企画から連携へ)令和4年度版の電子ブックです。

Ⅳ.資料編【支援ツール7】2.受入検査・検査主体:[***]・検査場所:[***]・立会者:[発注者、工事監理者、納材者]・JAS製材は、表示を確認する。(等級、ヤング率及び含水率)・JAS製材でない場合は、4?6の検査を行う。4予備試験(測定器の調整)・6の実大曲げ破壊試験結果を検証し、[***]の指導の下自主検査で使用する測定器の調整(キャリブレーション)を行う。・著しく誤差がある場合には自主検査用の測定器を交換する。・また含水率が[20%]以上の場合には乾燥工程を見直す。5目視検査・検査方法:目視にて品質の確認を行い、検尺で寸法の確認を行う。・検査基準:JAS目視等級区分構造用製材の規格を用いる(2.1構造用製材の[乙1級、甲Ⅱ2級、3級]相当)6ヤング率、含水率、実大曲げ破壊受入検査(第3者検査)・検査機関:[***]・検査数量:木材の産出地・使用部位・材寸等を勘案し、試験体数を決定する。[1産地(ロット)150本と想定し1産地当たり3本、全横架材数860本より6産地(ロット)×3本=18本とする。実大曲げ破壊試験のみ3本とする。]【ヤング率(静的曲げ試験)】・検査方法:非破壊試験(静的曲げ試験)を行い、ヤング率を測定する。・検査基準:1本のヤング率が[設計ヤング率-1.0kN/mm2 ]以上かつ3本のヤング率の平均値が[設計ヤング率]以上となればロットの合格とする。不合格の場合は、曲げ破壊検査を行い、[設計基準強度]以上であることを確認する。【ヤング率(打撃法)】・検査方法:自主検査と同じ打撃法によりヤング率の測定を行い、自主検査の確からしさ、及び打撃法と静的曲げ試験の相関を確認する。・検査基準:静的曲げ試験と同じ。【曲げ強度(実大曲げ破壊試験)】・検査方法:実大曲げ破壊試験を行い、曲げ強度を測定する。試験体数は非破壊試験体の内の最初のロットの3本とする。・検査基準:3本とも[設計基準強度]以上の場合を合格とし、不合格の場合は監督員と協議の上、追加試験を行う。【含水率(高周波水分計)】・検査方法:自主検査と同じ測定器で含水率の測定を行い、自主検査の確からしさ及び全乾法との相関を確認する。・検査基準:3本とも[20%]以下の場合をロットの合格とし、2本の場合は再試験、これ以外を不合格とする。不合格の場合は再乾燥させる。【含水率(全乾法)】・検査方法:小片により全乾法含水率の測定を行う(両端部より約50cmのところで木口面で切り取り採取する)。・検査基準:全乾法の含水率は参考とする。120